2018年03月12日
階段手すり
アース・アーキテクツ一級建築士事務所
http://earth-architect.jp/
階段の手すりの意味は、
階段を昇り降りする人の介助の為の「安全対策」
だと思います。
廻り階段では手摺を取り付ける位置は、一般的に
回る外側の壁に付ける場合がほとんどです。
しかし人間の習性としてショートカット(内側を回
る)をしようとします。
人間の習性を考えると、手摺は廻り階段の場合は
、階段を回る内側の壁に取り付けた方が有効に利
用されると思います。
ただ高齢者や足腰の辛い方は、廻り階段の外側の
壁に手すりを取り付けた方が安全に昇り降りでき
ます。
余談ですが、昇り降りしやすい階段の寸法という
のもあります。
一般的には大人の場合「蹴上高さ×2+踏面巾=
61~65と言われています。蹴上高さ(階段1段の
高さ)は住宅では20㎝位を多く採用します。
それを上記の式に当てはめると20㎝×2+踏面巾
(階段の巾)=61~65となり、踏面巾は21㎝~
25㎝となります。
Posted by アース建築工房 at 13:33│Comments(0)
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